東京建物、旭化成不動産レジデンス、URリンケージが進めてきた「石神井公園団地マンション建て替え事業」で、新築分譲マンション「Brillia City 石神井公園 ATLAS」が竣工した。
「石神井公園団地マンション建て替え事業」で計画されていた新築分譲マンション「Brillia City 石神井公園 ATLAS」が2023年9月28日に竣工した。団地建替事業には、東京建物、旭化成不動産レジデンス、URリンケージの3社が参加組合員として参画している。
石神井公園団地は、1967年竣工、敷地面積4万2365平方メートル、総戸数490戸、鉄筋コンクリート造地上5階建、全9棟の23区内最大級の大型団地だったが、建物や設備の老朽化とともに、住民の高齢化が進んでいたことなどから、「マンションの建て替えなどの円滑化に関する法律」による一括建て替えを検討。マンション管理組合は2007年に建て替え、・修繕検討委員会を設置した。
2015年に、東京建物、旭化成不動産レジデンス、URリンケージの3社は事業協力者として選定。2020年1月の建替組合設立以後は、参加組合員として参画し、石神井公園団地マンション建替組合と共に本事業を進めてきた。
Brillia City 石神井公園 ATLASは、地上7〜8階建て、総住戸数844戸の大規模分譲マンション。全棟南方位かつゆとりある配棟計画とし、石神井公園団地から移植した樹木を含む敷地内緑化により、豊かな自然に囲まれた住環境を実現した。
これまでのコミュニティーを承継しながら、石神井公園団地の住民、新規入居者および地域住民の早期のコミュニティー形成を図るため、マンション販売センター内に地域交流拠点「Shakuji-ii BASE(シャクジイイベース)」を設置し、コミュニケーションの場の創出や石神井エリアの住民が楽しく暮らせるような取り組みを行ってきた。マンション内にも、後継となる施設を設置する。
また、「パーティールーム」に加え、リモートワークや勉強などができる「スタディールーム」といった多彩な共用施設を備え、居住者の健康と安心安全、活発なコミュニケーションの醸成をサポートする。
竣工に伴い、2023年11月19日には、居住者同士のコミュニケーションの活性化を目的とした竣工イベントをマンション敷地内で開催する。
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