東急建設は、屋根/屋上の防水工事で15年の長期保証を可能とする「東急建設式高耐久アスファルト防水」を開発した。
東急建設は2023年8月7日、屋根/屋上の防水工事で、15年の長期保証を可能とする高耐久防水仕様「東急建設式高耐久アスファルト防水」を開発し、高耐久材料と高品質施工により、長期保証と建物の長寿命化を実現した。ライフサイクルコスト(LCC)の低減と低炭素社会の実現に向けたライフサイクルCO2(LCCO2)の低減に貢献する。
近年、循環型/低炭素社会の実現に向け、建物の長寿命化が求められている。防水工事は、顧客から修繕周期の長期化や長期保証を求められている。
東急建設が開発した高耐久防水仕様の東急建設式高耐久アスファルト防水は、優れた耐久性と低温特性を持つハイグレードクラスの改質アスファルトルーフィングなどの高耐久材料を採用。施工は講習会を受講した防水工事業者に限定することで、高品質施工を提供する。
パラペットの納まりや下地躯体では、一般的なアスファルト防水と比較してより厳しい管理基準を設け、施工管理を行う。そのため、通常10年間とされる屋根・屋上防水保証を15年の長期保証で提供することが可能となる。耐用年数も「保護断熱仕様(TC-WPA2201)」は約80年、「露出断熱仕様(TC-WPA2202)」は約45年と、一般的な仕様よりも2〜3倍程度延長させることが可能となり、修繕周期の長期化により、LCCおよびLCCO2の低減に大きく貢献する。
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