奥村組、四国電力、岩堀建設工業の3社は、共同出資で、福島県石川郡平田村に木質バイオマス発電事業を行う平田バイオエナジーを設立し、現在、県内で発電所の開発を進めている。
奥村組、四国電力、岩堀建設工業の3社は、共同出資で、福島県石川郡平田村に木質バイオマス発電事業を行う平田バイオエナジーを設立したことを2022年2月28日に発表した。
平田バイオエナジーの事業は、福島県石川郡平田村に発電規模1990キロワットの発電設備2機を建設し、国産材由来の木質チップを燃料として発電事業を行うもので、2022年6月に1号設備、2023年4月に2号設備の稼働を予定している。加えて、再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し、発電する電気の全量を東北電力ネットワークへ売電する。
燃料となる木質チップには、福島県および近隣県の林地で発生する間伐材などを使い、森林整備の促進や林業振興、雇用創出によって地域社会の活性化にも貢献する見通しだ。
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