サン電子とNTTドコモは、遠隔作業支援ソリューション「AceReal Assist」の提供を開始した。従来ソリューションの内容を拡充しており、スマートグラスや支援者側デバイスの選択肢が増加している。
サン電子とNTTドコモは2021年10月、遠隔作業支援ソリューション「AceReal Assist」の提供を開始すると発表した。初期費用は無料で、月額費用は2万5800円(税別)からとなっている(別途ドコモ携帯電話回線が必要)。
同ソリューションは、スマートグラスを使用する遠隔作業支援ソリューション「AceReal for docomo」の内容を拡充したもの。軽量タイプや防爆対応タイプなど、選択できるスマートグラスの機種が増えたほか、契約期間も希望に合わせて調整できる。
支援者側のデバイスでは、Windows搭載PCに加えてMacやモバイル端末も利用可能となった。専用ソフトをインストールすることなく、Webブラウザから利用できる。
スマートグラス間でのビデオ通話が可能で、ビデオ通話の品質は通信環境に合わせて自動調整される。
「ドコモオープンイノベーションクラウド」を用いたセキュリティ性の高い通信に対応した。従来の主な用途となっていた建設業や製造業に加えて、医療や農林水産業、運輸などの産業分野にも適する。
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