大成有楽不動産は、東京都中央区佃で計画を進めていた賃貸マンション「テラス月島」が2021年11月に竣工したことを公表した。
大成有楽不動産は、東京都中央区佃で開発を進めていた賃貸マンション「テラス月島」が竣工したことを2022年1月5日に発表した。
開発地は、東京メトロ有楽町線/都営大江戸線「月島」駅から徒歩4分の場所にあり、銀座エリアから1.8キロの場所に位置し、東京エリアから2.5キロ圏内と通勤利便性に優れる。
所在地の月島エリアは、再開発によるタワーマンションと昔ながらの雰囲気がある街並みが共存している。その中で、テラス月島は、月島エリアの玄関口とされる相生橋の角地にあり、隅田川と東京湾を望める。
建物は、「隅田川と東京湾を望める開放的な立地にふさわしい、街のシンボルになるような建物を建てたい」という大成有楽不動産や設計会社、施工会社を含め、関係者の思いを形にした。
具体的には、バルコニー面は緩やかな曲線とすることで、隅田川の水面で生じる揺らめきを表現している他、木目調のルーバー手すりを採用する事で、柔らかな雰囲気を創出している。
共用部では、東京都中央区を拠点に活動する花門フラワーゲートの植栽計画を採用し、植栽の緑量だけではなく、都会的な雰囲気を感じられるプランターをエントランス内外の随所に配置した。さらに、エントランスホールには、植栽を取り入れたベンチ家具を設置し、常に潤いを感じられる空間に仕上げた。
総戸数は44戸で、うち16戸の1LDKにはアイランドキッチンを採用した。アイランドキッチンは、複数人でも料理がしやすく、リビング全体を見渡せる。加えて、一部専有部の洗面室には洗面ボウルを設置し、デザイン性の高い空間を演出している。
テラス月島は、RC造地上12階建てで、延べ床面積は1797.17平方メートル。所在地は東京都中央区佃2丁目22-3で、敷地面積は259.83平方メートル。設計はジムス建築設計事務所が担当し、施工は南海辰村建設が担い、竣工は2021年11月。
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