JR西日本不動産開発は、千葉県市川市で、冷凍冷蔵物流施設「LOGI FLAG COLD市川I」の開発に着手した。LOGI FLAG COLD市川Iの開発に当たり、同社は、霞ヶ関キャピタルとプロジェクトマネジメント契約を締結し、協働して計画を進めている。
JR西日本不動産開発は、千葉県市川市で、冷凍冷蔵物流施設「LOGI FLAG COLD(ロジフラグコールド)市川I」が着工したことを2021年8月5日に発表した。
冷凍冷蔵物流施設は、既存施設の老朽化と昨今のフロン規制に伴う冷却設備の更新により、新築物件への入居需要が高まっている。こういったニーズを踏まえて、JR西日本不動産開発はLOGI FLAG COLD市川Iの開発を決定した。
計画地は、東京外環自動車道と東関東自動車道からのアクセスが良好で、かつ東京都心への距離も近く短時間で輸送可能な立地。建物には、フロン規制に対応した自然冷媒を用いた冷却設備を導入し、環境にも配慮する。
JR西日本不動産開発はこれまで、商業施設、オフィスビル、住宅など、さまざまな物件を開発してきたが、冷凍冷蔵物流施設の開発はLOGI FLAG COLD市川Iが初となる。今後、同社では、これまで培った開発実績を生かし、冷凍食品消費の需要拡大による物流ニーズの高まりに応えるべく、首都圏を含めて物流施設の開発を推進していく方針を示している。
LOGI FLAG COLD市川Iは、S造地上4階建てで、延べ床面積は8743.46平方メートル。所在地は千葉県市川市加藤新田202番15で、敷地面積は4297.56平方メートル。設計・監理は塩浜工業 東京本社 一級建築士事務所が、施工は社塩浜工業 東京本社がそれぞれ担当し、竣工は2022年秋を予定している。なお、LOGI FLAG COLDは、霞ヶ関キャピタルが展開する物流施設ブランド名称。
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