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» 2021年06月08日 07時00分 公開

三菱地所レジデンスの「Re ビル事業」初、オフィスビル改修のホステルが開業リノベ(1/3 ページ)

ハンカチーフなど繊維製品の販売で知られるブルーミング中西が福岡・中央区大手門で所有していたオフィスビルは、三菱地所レジデンスの「Re ビル事業」による改修でホステルに生まれ変わった。オフィスビルの宿泊施設へのコンバージョンはRe ビル事業で初となる。

[遠藤和宏,BUILT]

 三菱地所レジデンスは、築年数の経過した中小ビルを再生して賃貸する「Re ビル事業(既存ストックリノベーション賃貸事業)」として、福岡県福岡市中央区大手門で改修を進めていた物件「ザ・パークレックス 大濠公園」のリノベーションが完了したことを2021年6月4日に公表した。

1階のカフェはホステルのフロントと緩やかにつながる空間

三菱地所レジデンス 常務執行役員 小玉英司氏

 同日に開催されたオンライン内覧会で、三菱地所レジデンス 常務執行役員 小玉英司氏は、「三菱地所レジデンスのRe ビル事業は、2014年5月に立ち上げたもので、中小ビルを賃借し、耐震補強工事やニーズを捉えたリノベーション工事で再生を図り、賃貸物件として供給するスキームで展開している。これまで、オフィスやシェアオフィスなど、39件の改修を手掛けてきた」とあいさつした。

 ザ・パークレックス 大濠公園は、オーナーであるブルーミング中西が所有するオフィスビルを三菱地所レジデンスが賃借してリノベーションを施したもので、FIKAに転貸された。FIKAは、ザ・パークレックス 大濠公園をホステル「UNPLAN Fukuoka」として2021年6月5日にオープンした。

ザ・パークレックス 大濠公園の改修体制 出典:三菱地所レジデンス

 UNPLAN Fukuokaは、地上5階建てで、1階には、カフェ「Gather by UNPLAN」とブルーミング中西のハンカチーフ専門店「CLASSICS the Small Luxury」が出店する。Gather by UNPLANは、FIKAが手掛けるカフェで、テークアウトにも対応し、東側に新設したフロントと緩やかにつながる空間となっており、店の側道側には、賑(にぎ)わいをもたらすファサードを配置した。

カフェ「Gather by UNPLAN」の内観 出典:三菱地所レジデンス

 CLASSICS the Small Luxuryの店内には、大濠公園や博多をデザインしたハンカチーフなど、福岡大濠公園店限定の商品も多数用意し、内観は建築の躯体部分を生かしたソリッドな空間で、壁面には刺繍(ししゅう)をモチーフにしたアートパネルや揺れるハンカチーフを飾っている。

改修前(左)と改修後(右)の「CLASSICS the Small Luxury」 出典:三菱地所レジデンス
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