ジョンソンコントロールズは「2021 IoTブレイクスルーアワード」で「IoTパートナーエコシステム・オブ・ザ・イヤー」に選出された。OpenBlueデジタル戦略を通じサスティナビリティを推進する。
ジョンソンコントロールズインターナショナルはこのほど、「2021ブレイクスルーアワード」において、「IoTパートナーエコシステム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを明らかにした。
IoTブレイクスルーアワードとは、IoT技術、サービス、企業、製品を評価し称えるもので、2021年度のノミネートは世界で3850社だった。同社は2020年と2019年にも「IoTカンパニー・オブ・ザ・イヤー」と「IoTイノベーター・オブ・ザ・イヤー」に選出された。
同社のコミットメントの一環として取り組んできた「OpenBlueデジタルプラットフォーム」と、世界中のOpenBlueイノベーションセンターでの功績が高く評価され、受賞にいたったという。
同社はこれまで、アメリカ、コスタリカ、中国、シンガポール、インドなど世界9カ所にOpenBlueイノベーションセンターを開設しており、入居テナント企業やビルオーナーがサスティナビリティへの取り組みを推進しながら、健康的な建物環境、利用者体験の向上、コスト削減の実現を促進する。2020年9月開設のシンガポール国際大学内にあるセンターは、AIや機械学習などを利用者自身が活用しながら継続的に開発に携わる「リビングラボ」として運営している。
同社は今後、業務提携しているマイクロソフトのデジタルツイン技術と、OpenBlueプラットフォームの統合を予定している。
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