また、国交省とテストした人流データ解析システムは、センシング技術にLiDAR(Light Detection and Ranging)を搭載した2台のセンサーを用いて、道路や通路における人流の分析や混雑度の可視化、災害時のシミュレーションが行える。人流データ解析システムの実験では、システムを使用し、丸の内ビルディング近辺にある仲通りの歩道上と地下通路における人の通行状況をリアルタイムに分析した。また、災害時における丸の内ビルディング周辺の人流をシミュレーションした。
澤部氏は、「今後、三菱地所では、人流データ解析システムを活用し、大丸有エリアと品川エリアを合わせた東京都心・臨海地域の道路や広場、地下通路の混雑度をリアルタイムに取得できる体制を構築する。得られた混雑度のデータは、災害ダッシュボード4.0に利用するとともに、被災時の誘導などに使う見込みだ」と明かした。
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