耐衝撃性についても、従来の材料より優れているため、重量物の落下によるひび割れをきっかけに剥離が起こる可能性は低い。クラックが生じても剥離が進まず、被害を最小限化する。
一般的なエポキシ樹脂と同程度の厚みながら、耐摩耗性が高く長期間塗り替える必要が無いためメンテナンス費用を抑えられる。耐摩耗性試験では、これまでのエポキシ樹脂系塗り床材と比べて、2倍の堅牢性を有すことが判明している。
既に同工法は、大阪府枚方市にある大林組の西日本ロボティクスセンター整備棟の安全通路や大型物流施設の床で適用されている。
大林組は、アンカープロテクションを積極的に提案し、物流施設や生産施設などの床仕上げを高品質化して、顧客のニーズに応えていく。なお、アンカープロテクションに使用するエポキシ樹脂系の塗り床材はアルファ工業が外販をしていく。
余掘り量を3D表示、大林組のシールド自動化システム
ダム工事でコンクリのクレーン搬送を自動化、ティーチングプレーバックを採用
全国の建設現場で「顔認証の入退場管理」を導入、大林組
建設業主要10社の決算、大林組が初の2兆円突破や大和ハウスが過去最高を記録Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10