各国における星空保護区認定の取得状況について、IDA 東京支部の越智氏は、「現在、世界で星空保護区認定を受けたエリアは141カ所あり、アジアでは公園を対象としたカテゴリーのダークスカイ・パークで、韓国や台湾、日本の沖縄が認定を得ている」と説明した。
さらに、「現状、IDA認証を取得した照明メーカーは世界で83社あり、製品は多数ある。だが、海外品は電圧の仕様が、国内の電源に対応しておらず、使用が難しかったため、パナソニック LS社がIDA認証を受けた防犯灯を開発したことは、全国の光害削減に良い影響を与えるだろう」と付け加えた。
井原市 未来創造部の藤岡氏は、「現在、美星町では、町内にある自動販売機と電飾看板を消灯するなど、星空保護区認定に向けた活動を推進している。また、防犯灯の交換作業は2020年10〜12月に行う予定で、星空保護区の認定申請は2021年3月までに完了し、同年6月〜9月までに取得を目指す」と展望を示した。
パナソニックLS社の電路事業の中核会社PSGSの生産体制とは?
パナソニックが吹田市に“再エネ100タウン”、ALSOKや竹中工務店ら14社と超高齢社会の課題解決
独自開発の「真空断熱ガラス」が欧州で高評価なのはなぜか?事業撤退したPDPメンバーのリベンジ
防犯・火災・災害で役立つ新機能を搭載、AiSEG2の新バージョンを開発Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10