【独占取材】1棟ごとに建材が異なる“邸別生産”で、積水ハウスがAIを自社構築した真意住宅×AI(2/4 ページ)

» 2020年06月03日 05時19分 公開
[石原忍BUILT]

高機能部材を集中生産し、一般部材と組み合わせて施工現場へ

 集中生産の設備投資は、積水ハウスで主力商品の高級2階建て鉄骨住宅のラインアップ「イズ・シリーズ」で、無柱かつ大空間に不可欠な構法「ダイナミックフレーム・システム」の生産力向上にまず着手した。

 次に、他社と住宅ブランドを差別化するため、木造の注文住宅ブランド「シャーウッド」向けオリジナル焼き物外壁材、中層住宅ニーズの増大と非住宅分野への進出を見据えて、3/4階建て重量鉄骨の構造材「フレキシブルβシステム」の生産力強化をそれぞれ行ってきた。

「イズ・シリーズ」の天井高2.74メートルの無柱大空間と連続する大開口で縦横に拡がるスローリビングを可能にする「ダイナミックフレーム・システム」

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