戸田建設とムネカタインダストリアルマシナリーは、コンクリートの充填状況や締固めの程度を可視化するシート状センサー「ジュウテンミエルカ」の機能を拡充した。クラウド連携による検知結果のリアルタイム共有などが可能となっている。
戸田建設とムネカタインダストリアルマシナリーは2020年3月11日、コンクリートの充填状況や締固めの程度を可視化するシート状センサー「ジュウテンミエルカ」の機能を拡充したと発表した。
今回から同センサーにはクラウド連携が採用されており、スマートフォンやPCなどで検知結果をリアルタイムで共有することが可能となった。従来は、直結されたデータレコーダーのモニターで検知結果を確認する仕組みとなっていた。
また、ピンポイントタイプのセンサーと複数のセンサーの一元管理が可能なハブを開発しており、広く一般のコンクリート構造物へも活用することが可能となっている。覆工コンクリート用(充填・締固め検知併用)は既に一般販売が開始されており、ピンポイントタイプも順次一般販売を開始する。
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