ARにより風向を3Dで表示する「ワイヤレス3次元風向風速計」を開発第2回 AI・スマート住宅 EXPO(1/2 ページ)

東芝情報システムは、3Dの矢印で風向を確かめられ、風速や温度、湿度、CO2、総揮発性有機化合物(TVOC)も調べられる「ワイヤレス3次元風向風速計」を開発した。現在は、計器のアナログメーターを自動で読み取れるシステムの製品化を進めている。

» 2019年12月16日 09時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]

 東芝情報システムは、「第2回 AI・スマート住宅 EXPO」(会期:2019年12月11〜13日、東京ビッグサイト 青海展示棟)に出展し、開発中の風向風速環境計「ワイヤレス3次元風向(ふうこう)風速計」とアナログメーターの自動読み取りシステムを参考展示した。

風速や温度、湿度、CO2なども測定可能

 展示会初披露となるワイヤレス3次元風向風速計は、同機を設置した場所の風向や風速などを、搭載された8つのセンサーで計測する。結果はbluetoothで、スマートフォンの専用アプリに送られ、画面上で3Dの矢印で風向を確かめられる上、風速や温度、湿度、CO2、総揮発性有機化合物(TVOC)も調べられる。専用ソフトウェアでログデータも取得できるという。

ワイヤレス3次元風向風速計
ワイヤレス3次元風向風速計の先端には8つのセンサーを搭載

 東芝情報システムの担当者は、「これまで室内の風向を計る際は、ドライアイスから生じる煙をもとに風向を確認していた。だが、正確なデータを得られないなどの問題があった。ワイヤレス3次元風向風速計は、こういったボトルネックを解消していることに加え、3次元風向風速計やスマートフォン、専用アプリ、電源のみで測定が進められる」と利点を語った。

ARにより3Dの矢印で風向がスマホの画面上に示される

 利用例には、空調管理や農業ハウス、住環境評価における風向などの測定を挙げており、リリースは2020年度中を目指している。

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