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» 2019年09月20日 07時30分 公開

不動産テックカンファレンス2019:6つの要件を定義した物件・顧客管理システムで、国内外の不動産情報の標準化を実現 (2/2)

[遠藤和宏,BUILT]
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モジュール型でシステムを製作

リスト 情報システム部 IT Engineerの仙田龍之介氏

 システムの詳細について仙田氏が説明した。システムは、レポート管理、マーケティング、販売サポート、国内外へのアプローチ、査定、プロモーション管理の6つの要件で定義されている。

 仙田氏は、「レポート管理は、売り上げやイベントの反響率、HPの閲覧率のデータをリアルタイムに収集することを目的とした。マーケティングは、特定のキャンペーンなどの広告のクリック率やメールと電話の問い合わせ件数を分析する役割だ。販売サポートは、所有する顧客情報を基に、システムが自動で、ユーザーに適した情報をピックアップする役目となる」と解説した。

 続けて「国内外のアプローチは、各国の不動産データをそれぞれの事業所で提案できる用途を持つ。査定は、物件の所有者が査定価格を問い合わせた際に、AIで算出することを担う。プロモーション管理は、新しい不動産がシステムに登録されたら、タイムラグなく、関連するイベントを紹介するサービスだ。こういった6つの要件が集約されているシステムは他にない」と付け加えた。

システムが備えている6つの要件

 1つのシステムにこれらの6つの要件をまとめることで、関係するデータを一括で管理と保存が進められる上、他のシステムとの連携が不要になるという。

 このシステムはモジュール型で、マイルストーンを置きながら、作業を進行する。モジュールは、Webページ「Global Website」や顧客管理システムなどで構成されており、最終的に12のモジュールを実装予定だ。

物件の種類や値段からさまざまな地域の物件を検索するGlobal Website

 仙田氏は、「Global Websiteは、不動産情報を発信するプラットフォームだ。物件の種類や値段からさまざまな地域の物件を検索する。国内のみならず、ハワイ、シンガポール、フィリピン、香港、タイのオフィスにおける物件のデータとの連動にも対応している。顧客管理システムは、ユーザーの個人情報を登録し、各拠点で確かめられる」とコメントした。

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