エヌ・シー・エヌは、韓国のヘガシップ建築を自社が提供する木造耐震設計建築システム「耐震構法SE構法」の登録施工店としたと発表した。海外初の登録施工店だ。
エヌ・シー・エヌは2019年6月21日、海外での木造耐震住宅の普及拡大を目的として、2019年6月より韓国のヘガシップ建築を木造耐震設計建築システム「耐震構法SE構法」の登録施工店としたと発表した。海外初の登録施工店となる。
日本国内のSE構法指定プレカット工場で部材加工した後、韓国へ航路で輸送し、ヘガシップ建築が施工する。韓国向けのSE構法はヒノキ集成材仕様。ヘガシップ建築は2019年秋の上棟を計画している老人施設にSE構法の採用を検討している。
韓国では近年発生している地震被害により、住宅の耐震性向上に対する意識が高まっている。2017年12月には建築交通部の耐震規定も改訂した。エヌ・シー・エヌでは、韓国内における非住宅およびSE住宅モデルハウスの計画も進行中だという。
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