施工BIM活用の段取りと設え―施工BIMのすすめ―「施工BIM活用の流儀」施工BIMスタートアップとステップアップの道筋(1)(3/3 ページ)

» 2018年10月11日 00時00分 公開
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Point3.BIMの活用ワークフロー

「全体的なBIM活用」に至るまでのイメージ 出典:日建連 BIM専門部会

 実案件でのBIM活用のワークフローは大きく分けると上図のように3種類に分類できるが、これを参考にして、プロジェクトの特性や社内事情をふまえ、各社に合ったワークフローを考えて頂きたい。

ア.部分的なBIM活用 出典:日建連
イ.前半をBIM、後半は2DCAD 出典:日建連
ウ.全体的なBIM活用 出典:日建連

 まずは負担の少ない「部分的なBIM活用」で、BIM活用に関するノウハウや人材を増やし、そして「前半をBIM、後半は2DCAD」でBIMモデル合意などがスムーズにできる体制を整え、従来のワークフローをBIM活用に最適化する。将来的に「全体的なBIM活用」ができるワークフローを目指して各順序を踏んで、着実にステップアップして実施するのが施工BIMの普及展開の近道となると考えている。

 以上、3つのポイントについて簡単な解説を加えたが、ベンダーセミナー「Japan-BIM事例フォーラム BIMモデル最新活用事例 ―BIMの全体最適に必要なモデルの進化と将来のヒント―」(2018年11月8日:大阪、11月13日:東京)で、「施工BIMのすすめ」を詳細に解説する機会があるので、興味のある方の参加をお勧めする。

著者Profile

福士正洋 / Masahiro Fukushi

1954年兵庫県生まれ 。1979年に早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修士課程修了後、大林組入社。現場施工管理、情報システム部門、建築本部長室を経て、2002年IT戦略企画室(建築現場担当)に配属。 2010年には建築本部BIM推進室、2013年から建築本部PDセンターで現職に就く。日建連では、2010年からIT推進部会BIM専門部会 主査を務める。

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