2018年9月25日に、日本橋高島屋S.C.新館(専門店)がオープンすることが決まり、本館(百貨店・専門店)・ウオッチメゾン(百貨店)・東館(百貨店・専門店)に新館(専門店)を加えた、4館合計で約6万6000m2の新・都市型ショッピングセンターが誕生する。
高島屋は2018年5月28日、計114の専門店で構成する日本橋高島屋S.C.新館を2018年9月25日にオープンすると発表した。
これにより、百貨店建築で初めて国の重要文化財に指定された本館、2015年に開業したウオッチメゾン、2018年春にオープンした東館と合わせて、延べ床面積約6万6000m2(平方メートル)の4館体制による都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.」が誕生する。設計は日本設計・プランテック設計JV(共同企業体)、外装デザインはSkidmore,Owings&Merrill、ガレリアデザイン、日本設計。
日本橋高島屋S.C.の全体コンセプトは、「〜『美しい暮らしスタイル』を発信する店〜」。高島屋が、長年大切にしてきた「暮らしの提案」に、時代性を加味しながらさらに磨きをかけることで、人々の暮らしに潤いと彩りを添える「美しい暮らし」を実現する。想定ターゲットは既存客の他、増加傾向にある近隣商圏のオフィスワーカーや居住者、国内外のツーリストを挙げる。
今回開業する新館地下1階から地上7階と、本館1階ガレリアの専門店ゾーンは、「日本橋生活者のための場の提供」がコンセプト。職場でも家でもないサードプレースとして心地よく過ごせる場の提供を目指し、日本初上陸や商業施設初出店のブランドが軒を連ねる。
新館の構成は、地下1階がフード・イートイン「シティマルシェ」、1階がフード・雑貨「プロムナード」、2階がファッション「クオリティークローゼット」、3階が雑貨・ファッション「シティーパークカジュアル」、4階がサービス・雑貨「日本橋スタジオ」、5階がカフェ・雑貨「ガジェットハウス」、6階がレストラン「日本橋ダイニング」、7階がレストラン「日本橋テラス」となっている。
なお、日本橋高島屋S.C.は、高島屋グループが推進する「まちづくり戦略」を象徴する事業と位置付けられている。
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