PLCと制御盤も仮想化、空調の完全クラウド制御へ実証開始:FM(2/2 ページ)
- どのビルも自分好みの環境に? IoTシステムの実証開始
電通国際情報サービス(ISID)とダイダンは、IoTを活用したスマートビル制御システムの実証実験を開始すると発表した。2017年5月17日〜7月末で、その有用性と課題を検証するという。
- 多忙なビル管理者は、中央監視室を“持ち運ぶ”
ジョンソンコントロールズは、ビルオートメーションシステム「Metasys」シリーズの新バージョンの販売を開始した。ユーザーインタフェースの改善と、セキュリティを強化したのが特徴だ。さらに、PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末からでも、中央監視室と同様の作業を行えるようにするなど、作業者の利便性を高める改善を多数加えた。
- 人の位置と数が分かるセンサー、ビルの照明・空調制御を高度化
オムロンはビルオートメーション向けの画像型人感センサーを開発した。人の数と位置を検出できるのが特徴で、赤外線センサーより高精度なビルの照明・空調の自動制御に活用できるという。2017年4月から発売する。
- ビルをIoTで省エネに、配線や電池交換が要らない在室検知センサー
センサー開発・製造事業を展開するオプテックス(大津市)は、ビル管理を効率化するニーズを背景に、オープンシステムの普及が加速するビルオートメーション市場に参入する。その第1弾として、オープンシステムに対応した「在室検知センサ」を投入。オフィスやホテルなどのファシリティ環境に設置される照明や空調システムなどとセンサーを連動させることで、システムを最適にコントロールし、室内環境の快適化、省エネルギー化の実現をサポートしていく。
- オン/オフだけじゃない、LED照明の個別制御で電力70%削減
NTTファシリティーズは2016年1月13〜15日の3日間、東京ビッグサイトで開催されている照明関連の展示会「ライティングジャパン2016」に出展し、LED照明などを1灯ごと個別に調光制御できるシステム「FIT LC」を出展した。
- 通信インフラ構築大手がビルオートメーション事業に参入、中小ビルがターゲット
NTTグループなどの通信インフラ構築を手掛ける日本コムシスと、BAS(ビルオートメーションシステム)やBEMS(ビルエネルギー管理システム)を展開するネットワーク・コーポレーション(以下、NWC)は2015年9月17日、東京都内で会見を開き、既設の中小規模ビルを中心としたBAS/BEMS事業で協業すると発表した。
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