ドローン向け「低高度気象データAPI」、高度10m単位/250mメッシュで予測製品動向

ウェザーニューズは、ドローン向け「低高度気象データAPI」の提供を開始した。高度10メートル単位/250メートルメッシュの気象予測と10分更新の実況解析データで目視外飛行での運航判断や飛行計画の策定を支援する。

» 2026年09月03日 18時00分 公開
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 ウェザーニューズは2026年8月20日、ドローンや次世代エアモビリティの安全運航を支援する「低高度気象データAPI」の提供を開始した。高度10メートル単位/250メートルメッシュの気象予測と10分更新の実況解析データで、目視外飛行での運航判断や飛行計画の策定を支援する。

低高度気象データAPIのイメージ 出典:ウェザーニューズプレスリリース

 低高度気象データAPIでは、地表から上空4500メートルまでを対象に、独自の「高解像度気象予測」「実況解析データ」に加え、気象庁の局地モデル「ピンポイントLFM」、アメダスなどの気象実況、空港の実況/予報データ、雨雲レーダー、独自の視程距離/雲底高度予測などをパッケージ化して提供する。

 主力の実況解析データは、高度10メートル単位/250メートルメッシュのデータを10分間隔で更新する。アメダスなどの観測データを独自技術で面補正(同化)し、積乱雲に伴って発生する突発的な局地風「ガストフロント」などの気象リスクをタイムリーに捕捉/可視化する。

 高解像度気象予測も高度10メートル単位/250メートルメッシュに対応。15時間先まで10分単位で、風、気温、降水量、下層雲量、湿度、露点温度、視程距離、雲底高度を予測する。緯度/経度を指定してデータを取得でき、全てAPI経由で提供するため、事業者が開発/運用する運航管理システム(UTM)や機体の自律制御システムに組み込める。

 運航時には10分更新の実況解析データを利用し、飛行ルート上の突風や視界不良などの気象リスクを自動検知する。回避ルートへの誘導や退避判断など、リアルタイムの運航制御に活用できる。

 予測データによる事前の飛行計画に加え、過去データを解析することで、新規ルートの開拓やドローンポート設置時の年間就航率の試算など、事業性の事前評価にも利用可能。

 今後は、ドローンポートなどに設置した高性能気象IoTセンサー「ソラテナ Pro」の現地観測データを、上空の解析/予測データに反映する仕組みを構築する。さらに、予測データの水平解像度を5メートルメッシュまで高解像度化する計画だ。

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