墨出しロボット「SUMIDAS(スミダス)」は、墨出し作業を自動化して生産性向上を図るロボットで、レンタルのニッケンが竹中工務店、未来機械と共同開発した。ライカの「3D Disto」によるレーザー測距とWi-Fi通信を用い、3D測定機を中心に半径約20メートルの範囲で稼働する。記録時の誤差は±3ミリで、リチウムイオンバッテリーにより、約6時間の連続使用が可能だ。作業用データはクラウド上で作成し、衝突時緊急停止機能や緊急停止ボタンも備える。
また、描画にはペンプロッター方式を採用し、本体の軽量化と併せてランニングコストの低減を図っている。担当者は、「他社からも類似商品が出ているが、まだまだ高額。省人化のためにロボットを導入するといっても、費用がかかり過ぎれば現場には浸透しない。そのため、高精度なロボットを現場で使いやすい価格帯に落とし込むことを重視して開発を進めている」と狙いを明かす。
「建トゥン」は、各種センサーによって安全性を高めた次世代高所作業車だ。前後の段差検知機能や障害物検知機能、上部障害物検知機能、上部レーザーポインターなどを備え、作業床を上昇させた状態で走行できる。
建築現場では安全確保のため、高所作業車を移動する際に作業床を下げる運用が一般的だ。しかし、段差や障害物の状況が日々変わる現場では、作業床を上げ下げするたびに時間を奪われ、耐火被覆の吹付けや天井設備の取付けなど、連続的に作業したい場面で効率低下の要因となっていた。担当者は「作業車の安全性を高めることで、作業床を上昇させたまま走行できるようにし、上げ下げにかかる時間を削減する。安全性と生産性を両立する製品だ」とPRする。
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