オリエンタル白石は、ニューマチックケーソン工法の自動運転に関する実証実験を行い、3台のケーソンショベルを用いた衝突防止機能/障害物回避機能の動作確認と、3台同時/6時間の連続自動運転を達成した。
オリエンタル白石は2026年6月10日、DeepXと共同で推進するニューマチックケーソン工法の自動運転開発において、実際の施工現場でケーソンショベル自動運転システムの実証実験を行ったと発表した。監視員配置のもとで、3台のケーソンショベルによる衝突防止機能/障害物回避機能の動作確認と、3台同時による6時間の連続自動運転を達成した。
実証実験は、掘削面積の小さい橋梁(きょうりょう)基礎の施工現場で実施。ニューマチックケーソン下部の地下作業空間に配置した3台のケーソンショベルを用いて自動運転システムの機能検証を行った。
衝突防止機能では、狭い作業空間内で自動運転中のショベル同士に衝突リスクが生じた場合、自動停止機能が正常に動作することを確認。また、作業空間の天井に設置された棚などを障害物として設定した状態で自動運転を行い、障害物への接近時に自動回避する機能が正常に作動することを把握した。
さらに、1日の作業時間相当の6時間強の連続稼働を達成。実験期間中は、衝突などの重大事故を発生させることなく検証を完了したとしている。
今後はニューマチックケーソン工法の土運搬作業に関する自動運転システムについて、実証結果を踏まえて生産性向上に向けた開発や安全性/運用方法の検討を行いながら、複数の施工現場へ段階的に導入する計画だ。
また、ニューマチックケーソン工法の完全自動化に向け、排土設備の自動化を含めた開発を進め、現場の安全性と生産性の向上を目指す。
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