ixreaは、BIMの国際規格「ISO 19650」に準拠してBIMの情報マネジメントを学べるeラーニングサービスを開始した。英国のBIMコンサルOkana Globalが開発したカリキュラムを日本向けにローカライズしている。オンデマンドプログラムのため、24時間いつでもどこでも学べ、国際基準のBIM知識を持つ人材を育てられる。
ixrea(イクシリア)は、英国のBIMに特化したコンサルティング企業Okana Global(オカナ グローバル)と連携し、オンデマンドによるBIM教育プログラム「BIMマスターラーニング」の提供を2025年11月5日から開始した。国際標準規格「ISO 19650」に準拠し、BIMの基本概念から実務活用までを体系的に学習できるプラットフォーム。
近年、国土交通省によるBIM推進ロードマップに基づき、設計から維持管理に至るまでの情報マネジメントが求められる中、BIMを正しく理解して運用できる人材の育成が急務となっている。しかし、これまで日本語で体系的に学べる教育機会は限られていた。
そこでixreaは、国際的に展開されている教育コンテンツを日本語化し、誰もが専門的知識を効率的に学べる仕組みを提供するに至った。
サービスでは、BIMの国際標準規格ISO 19650に沿って、情報マネジメントの考え方やプロセスを体系的に学習できる。グローバル基準の理解を通じ、国内外のプロジェクトに対応できる知識を身に着けられる。
オンライン完結型のeラーニング形式のため、PCやタブレットから24時間いつでも学習可能で、忙しい業務の合間など自分のペースで繰り返し受講できる。
各章に理解度テストを設け、学習内容の定着を図る。チームライセンスでは管理者が受講進捗を一元管理し、組織全体の学習状況を可視化して効率的な教育運用が可能になる。
利用には、Webサイトやメール、電話で申込み、各種キャッシュレス決済や口座振込で1年間のサブスクリプション料金を支払うとアカウントが発行され、受講スタートとなる。
料金は、1アカウントのパーソナルライセンスプランが5万5000円/年。チームライセンスプランは受講人数により割引があるため、要問い合わせ。学割プランは2万2000円(全て税込み)。
CPDの認定プログラム(単位5)のため、受講後CPDマイページより申請が可能だ。
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