淺沼組はSIGNATEのDXリテラシー人材育成プログラムを導入し、全社員約1300人を対象とした研修を開始した。
淺沼組は2025年7月8日、中期3カ年計画に基づくDX推進施策の一環として、社内全体のDXリテラシー向上に関する研修を導入したと発表した。対象は約1300人の全社員で、研修にはSIGNATEが提供するDX人材育成サービス「SIGNATE Cloud」の「DXリテラシー人材育成プログラム」を採用した。
研修は2025年7月から12月までの期間、eラーニング形式で実施。DXリテラシーを体系的に習得し、DXを自分ごととして捉え、主体的に行動できるレベルを目指す。淺沼組は今回の研修を通じてDXに対する意識の醸成を図るとともに、社内のDX推進人材の育成につなげる考えだ。
DXリテラシー人材育成プログラムは、経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が策定した「DXリテラシー標準」に準拠し、DXの背景(Why)、活用されるデータや技術(What)、活用方法(How)、さらに必要なマインド/スタンスや生成AIについて学べる。
研修開始前にはDXリテラシーに関するアセスメントを実施し、各受講者の理解度と組織全体としての現状を可視化。この結果を基に、受講者自らが課題を認識した上で学習に取り組むことで、研修効果の最大化を狙う。
淺沼組はDXの全社的な展開により、業務効率化や生産性の向上、意思決定の高度化、イノベーションの促進と顧客価値の最大化、職場環境の改善、さらには持続可能な経営基盤の構築といった「より良い状態」への変革を目指す。
(※)本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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