古河ロックドリルの建機稼働支援システムがNETIS登録：製品動向

古河ロックドリルがIoTソリューションとして提供するブラストホールドリル／油圧ブレーカ稼働サポートシステム「F-MICAS」と稼働サポート有償サービス「FD-CARE／FA-CARE」が、国土交通省のNETISに登録された。

» 2025年06月16日 19時00分公開

[BUILT]

　古河機械金属は2025年6月13日、古河ロックドリルの建設機械向け施工管理支援システム「F-MICAS」「FD-CARE／FA-CARE」が、国土交通省のNETIS（新技術情報提供システム）に登録されたと発表した。

「F-MICAS」「FD-CARE／FA-CARE」がNETIS登録　出典：古河ロックドリルプレスリリース

　F-MICASは、ブラストホールドリルと油圧ブレーカの稼働状況をリアルタイムに把握し、施工管理を支援するIoTソリューション。建機の稼働情報や警告情報を収集し、稼働管理やメンテナンス管理をサポートする。FD-CARE／FA-CAREは、F-MICASで収集したデータを基に、稼働サポートを行う有償サービスだ。NETIS登録日は2025年4月15日付け（登録番号：KT-250004-A）。

　システムでは、稼働データに基づいて施工管理情報、日報、月報を自動生成する。従来の手作業による管理に比べて大幅な効率化が可能で、土木施工現場の施工性と経済性の向上が見込まれる。

　オペレーターの作業分析などにより、非効率な作業を可視化する機能も備える。分析結果を現場での指導や教育に利用することで、作業効率や施工性の向上につなげられる。また、レポートのカスタマイズにも対応しており、現場ごとのニーズに柔軟に対応可能だ。

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日本気象は、建設／土木業界向けの気象情報システム「お天気クラウド」を大幅改修し、提供を開始した。熱中症対策や風水害、地震災害のBCP対策などに活用でき、現場の安全管理と作業効率化を支援する。
xR：MR活用の遠隔作業支援ソリューションがNETIS登録、NTT QONOQ
NTT QONOQが開発したMR技術活用の遠隔作業支援ソリューション「NTT XR Real Support」が、2025年4月28日付で国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録された。
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スマートメンテナンス：“苔や藻類で土砂崩れを防ぐ”技術がNETIS選定、日本工営
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施工管理サービス「Buildee」や産廃処理のマニフェストを電子化する「e-reverse.com」を提供するリバスタ。直近では、技能者が入退場記録や安全講習会への参加でPayPayで使えるポイントが受け取れる「ビルダーズポイント」、建設現場のCO2排出量を可視化する「TansoMiru」もリリース。建設現場をデジタル化し、業務効率化や現場可視化を実現する対象範囲を広げている。