アンドパッドと日本住宅保証検査機構はシステム連携を拡大した。「JIO Webシステム」で発行した検査報告書を、ANDPADと自動連係する機能を追加した。
アンドパッドは2024年6月14日、住宅業界の生産性向上を目的に、住宅瑕疵(かし)保険を提供する日本住宅保証検査機構(JIO)とのシステム連携を拡充すると発表した。
新たな連携機能として、「JIO Webシステム」で発行した検査報告書がANDPADの該当案件に自動で保存され、ANDPADを通じて検査結果の確認や関係者へのリアルタイムな情報共有ができるようになる。そのため、双方のシステムを行き来していた現場担当者の業務負荷の削減につながる。
機能の提供開始は7月11日からで、「ANDPAD」「JIO Webシステム」の両システムを利用中の企業が対象。利用開始に伴う追加の手続きは不要だ。なお、今後は、保険証券のシステム連携も予定している。
アンドパッドとJIOは2023年から、住宅瑕疵担保責任保険制度や付随する検査業務でシステム連携を実施し、情報の二重入力の削減や検査スケジュールの共有など、業務効率向上に向けた取り組みを推進している。
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