立川ブラインド工業では、リモコンやスイッチで操作できる電動製品「スマートインテリアシェード ホームタコス」シリーズを展開している。今回、フォレティアを電動製品のラインアップに加えた。
手動製品と同じコンパクトな機構部のまま受光部や制御装置を内蔵し、複雑な配線工事は必要なくコンセントに差し込めば使用できる。設置場所の近くにコンセントがない場合はオプションで本体に充電式バッテリーを搭載可能だ。バッテリーも機構部に内蔵し、1回あたり3時間の充電で、1日1回高さ2メートルの製品で昇降動作を行う場合約3カ月使用できる。
なお、電動化製品はアダプアを接続することでHEMS機器と連携可能だ。パナソニックの「AiSEG2」、リクシルの「Life Assis2」に対応する。
立川ブラインド工業の広報担当者によると「電動化製品は利便性の高さに加え、操作コードがないため、ひもに絡まるリスクがなく、安全性への配慮で選択されるケースもある。もちろん従来の手動のコード付き製品でも、コードに一定の力がかかると切れたり、子供の手が届かない場所に束ねられるようにしたりと、安心して使用できる対策を行っている」と説明した。
メーカー希望小売価格は180(幅)×180(高さ)の場合、スタンダードタイプのフォレティアが8万7600円から、コードを通す穴がなく遮蔽性と意匠性が高い「フォレティア エグゼ」が9万6400円から、電動製品は17万2600円から(全て税別、取り付け費などは含まない)。住宅に加え、オフィスやホテル、商業施設での需要も見込んでいる。
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