現場作業のDXでもCYDEENは、多くの有効な機能を提供している。その中でもユニークなのが、プラントや工場などに設置されている機器にあるメーター類の表示を自動読み取りだ。
メーターは、デジタル、アナログ、回転式など、タイプを問わない。読み取りは、メーターの表示が見えるようにカメラを設置しても良いし、検査員がスマートフォンやタブレットで起動したアプリでメーター面を撮影してもOKだ。
メーターが表示する数値と一緒に、時刻とメーター番号も保存。PCのダッシュボードで閲覧可能で、もし異常値が記録されていれば赤色で表示される。また、固定カメラで数値を読み取った際に異常値を検出すれば、担当者にメールで通知が届く。
メーターの読み取りは、これまでは人が工場や施設の中を移動しながらの作業だったため、時間がかかり、設備機器が稼働する中では危険も伴うものだった。その点、CYDEENであれば、効率化になり、事故も防ぎ、人手不足の解消にもつながる。
他にも今展では、作業品質向上/現場作業のDX推進コーナーでは、フィールド作業の支援サービスも出品した。現場の作業員が装着したカメラの映像を通じ、遠隔地にいるスタッフが共同で作業するのに役立つ。
フィールド作業の支援サービスでは、現場に出向いた若手作業員に対し、別の場所にいる熟練者が的確な作業手順をアドバイスできる。一人の熟練者が複数の現場作業員に指示するので、効率的な技術継承や若手人材の育成が実現する。
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