西松建設は、神奈川県愛甲郡愛川町の技術研究所を改修し、ZEB設計に役立つ要素技術の実証ができる空間としてリニューアルした。
西松建設は、神奈川県愛甲郡愛川町にある技術研究所の一部を改修し、ZEB設計に役立つ要素技術の実証ができる空間にリニューアルしたと2023年4月17日に発表した。
技術研究所は、業界最大規模の大型振動台や遠心振動載荷実験装置を備え、耐震・制振技術、老朽化が進行する社会資本施設の調査・補修技術、大気や土壌・地下水浄化のための環境修復技術など、幅広い分野での研究開発を行っている。
リニューアル工事では、ワークスペースや会議室など使い方が異なるいくつかのオフィス空間を設け、各空間に適した省エネ技術を導入。省エネでありつつ、快適性が向上する空間を目指した。
また、伊藤忠商事グループとの協業の一環で、大建工業の全空気式床ふく射冷暖房システム「ユカリラ」をオフィス向けに共同開発し、試験導入した。
今後は、技術研究所のオフィスとして使用し、省エネ性能や快適性について検証しながら、性能の向上を図っていく。
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