メディア

個室型ボックスでマンション居住者向け相談サービスの実証実験：ワークプレース

大和ライフネクストは、同社が管理を受託する東京都内のマンション2棟を対象に、個室型ボックスを活用したオンライン相談サービスの実証実験を、2023年3月下旬から6月までの期間で実施している。

» 2023年04月19日 08時00分公開

[BUILT]

マンションの共用部分に設置した個室型ボックスのイメージ　出典：大和ライフネクストプレスリリース

　今回の実証実験では、同社の管理受託マンションの共用部分にプライバシーが確保された個室型ボックスを設置。このボックス内で、オンラインで助産師や薬剤師、香りコンサルタントによる相談サービスを提供する。内容は、助産師による妊活中や妊娠中の体調・産後ケアに関する相談、薬剤師による漢方薬、花粉症などの抗アレルギー薬、ドクターズコスメの服薬相談、お部屋の香りコンサルタントによる生活シーンにあった香り選びの相談など、身体と心の健康向上につながるアドバイスを行う。

　ボックス内には、今回提供する各種オンライン相談サービスの内容に合わせ、乳児向け体重計や漢方薬のカタログ、香りのサンプルを設置した。

個室型ボックス内で乳児の体重を測りながら助産師にオンライン相談をしているイメージ　出典：大和ライフネクストプレスリリース

孤立死対応マニュアルのマンション管理会社版を大和ライフネクストが初公開
大和ライフネクストは、昨今の社会問題となっている「孤立死」について、マンション管理会社としてどう向き合うべきかをまとめた「孤立死対応マニュアルマンション管理会社版」をWebサイトで一般公開している。本マニュアルは、マンションの管理現場から届いた1700人の声をもとに作成したものだ。
マンションの“AED設置”に関して大和ライフネクストが調査、管理組合の約21％でAEDに関連する支出アリ
大和ライフネクストの分譲マンション総合研究所「マンションみらい価値研究所」は、マンションでのAEDの設置に関する調査レポートを公開した。調査では、約4000組合の会計データを調べ、約21％の829組合でAEDに関連する支出があったと判明した。
大和ライフネクストと理経、マンション居住者向けサービス「VR消防訓練」の第2弾
大和ライフネクストおよび理経は、マンション居住者向けサービス「VR消防訓練」の第2弾コンテンツの提供を2022年11月から開始。第2弾はマンション特有の消防設備の使い方に特化した内容となっている。
居住者が顔登録できる顔認証システムを分譲マンションに導入、大和ライフネクスト
大和ライフネクストは、セントラル警備保障やシーティディーネットワークスとともに、管理を受託するマンションで、「居住者セルフ登録式顔認証エントランス解錠システム」の運用を開始した。今後は、共用部の利用料金決済や勤怠管理、ワンタイムパスワード発行による協力会社の入退館管理などで新システムを利用し、さまざまな建物の管理ツールとして展開していく。