平田晃久氏デザインの商業施設、2024年春に原宿・神宮前エリアで開業:プロジェクト
東急不動産と神六再開発が原宿・神宮前エリアで推進する「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」において、商業施設の開業が2024年春に決定した。建築家の平田晃久氏が外装・屋上デザインを手掛ける。
東急不動産は神六再開発と同社が原宿・神宮前エリアで推進する「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」において、商業施設の開業が2024年春に決定したことを発表した。2023年8月完工、翌2024年春の開業を予定している。
商業施設は表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に開業予定だ。施工は清水建設が担う。また建築家の平田晃久氏が建物外装および屋上デザインを手掛ける。
施設の敷地面積は約3085平方メートル、延床面積は約1万9940平方メートル、構造は鉄骨造および鉄筋コンクリート造。階数は、地上9階、地下3階、塔屋1階。施設の用途は店舗、公共公益施設、鉄道用変電施設、駐車場などになる。
外観イメージ 出典:東急不動産のプレスリリース
位置図 出典:東急不動産のプレスリリース
同事業では原宿・神宮前エリアにおいて、その歴史を次世代に継承、進化させることに挑戦するとしている。短期的な流行ではない、長期的かつ新しい文化を生み出していく「新たな文化発信拠点」となることを目指すという。
- 神宮前六丁目地区第一種市街地再開発、権利変換認可で本格始動
神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業が2020年1月9日付で権利変換計画の認可を受けた。事業地は表参道と明治通りが交差する神宮前交差点前の約0.3ヘクタール。国際的観光地にふさわしい商業拠点の形成に向けた一体的整備事業が本格始動する。
- 神宮前交差点に10階建て商業施設、建築家・平田晃久氏が外装デザイン
東京渋谷の「表参道」と「明治通り」が交差する「神宮前交差点」で、総事業費180億円を投じて計画されている再開発プロジェクトのイメージパースが公表され、2020年11月から本格着工することとなった。外装・屋上のデザインは、業界での注目度の高い平田晃久建築設計事務所が担当し、原宿・表参道エリアに奇抜な外観を備える新しいランドマークが創出される。
- 東急不動産の新戦略「未来シェアリング」、渋谷・桜丘町にベンチャーを誘致し事業創出を支援
東急不動産は、広域渋谷圏の新戦略「未来シェアリング」で、第1弾プロジェクトとして「NEUTRAL INNOVATION BASE」を2021年4月1日にスタートさせた。NEUTRAL INNOVATION BASEでは、渋谷区桜丘町の拠点に、さまざまなベンチャー企業を誘致し、各社の人材やサービス、技術力が交流しやすい環境を構築して、コンソーシアム形式で新たな事業を生み出す。
- 東急不動産がニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングやJA三井リースと業務提携
冷凍冷蔵設備のフロンガス規制や老朽化による新築と建替え需要が拡大していることを受け、東急不動産は、ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングやJA三井リースと業務提携し、冷凍冷蔵設備構築への対応力を強化した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.