大和ハウス工業は、2023年11月15日の竣工に向け、宮城県仙台市泉区でマルチテナント型物流施設「DPL仙台泉」の開発を進めている。
大和ハウス工業は、宮城県仙台市泉区で開発を進めているマルチテナント型物流施設「DPL仙台泉」が2022年12月1日に着工したことを同日に発表した。
開発地は、東北自動車道「泉インターチェンジ(ICT)」から約3キロの場所にあり、「仙台駅」から約10キロのエリアに位置し、「仙台港」から約20キロの地域に立地しているため、仙台市街地への近距離配送や東北地方への広域輸送のハブ拠点としても役立つ。
さらに、工業団地「泉パークタウンインダストリアルパーク」内にあるだけでなく、近隣には商業施設も点在し、工業団地内の製造業者や小売業者、商業施設への配送を手掛ける事業者の多様なニーズに応えられる。
泉パークタウンは、住宅や商業施設、スポーツ・レクリエーション施設などが集積し、多彩な生活機能を備える複合型のニュータウンで、利便性が高い職住近接の就労環境が整っている。
DPL仙台泉は、耐震構造のS造地上2階建てのマルチテナント型物流施設。マルチテナント型物流施設は、テナント企業が建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開でき、BTS型物流施設と比べて事業開始までの期間を短くすることが可能。
DPL仙台泉は、耐震構造のS造地上2階建てで、延べ床面積は1万5857.10平方メートル。所在地は宮城県仙台市泉区明通三丁目12−2で、敷地面積は1万4609.69平方メートル。設計・施工は淺沼組が担当し、着工は2022年12月1日で、竣工は2023年11月15日、入居は2023年11月16日を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.