千葉県千葉市で延べ2.4万m2の物流施設を開発、日本GLPリテール&ロジスティクス

日本GLPは、千葉県千葉市で計画を進めていた物流施設「GLP千葉北」の開発を進めている。なお、GLP千葉北は、澁澤倉庫が専用施設として一棟全体を利用する見込みだ。

» 2022年11月04日 13時00分 公開
[BUILT]

 日本GLPは、千葉県千葉市で計画を進めていた物流施設「GLP千葉北」の開発に着手したことを2022年10月31日に発表した。

「千葉北インターチェンジ」から約1キロの場所に立地

 開発地は、国道16号線から約100メートルのエリアにあり、「千葉北インターチェンジ(IC)」から約1キロと近く、「宮野木ジャンクション(JCT)」を活用し、京葉道路から東京外環自動車道や千葉東金道路から首都圏中央連絡自動車道(圏央道)など、各自動車道へのアクセスが容易で交通利便性に優れ、都心や湾岸エリアだけではなく関東全域への配送拠点として適している。周辺には住宅地があり、雇用を確保しやすい。

「GLP千葉北」のイメージ 出典:日本GLPプレスリリース

 GLP千葉北は、飲料に特化した物流施設として、低床バースやフォークリフト作業に最適な柱スパンを採用する他、2パレットの積載に対応した垂直搬送機を導入する。加えて、各フロアに最適な床荷重やシャッターの高さを設定するだけでなく、2階の一部には無人搬送フォークリフトの運用が可能な仕様を構築する見通しだ。3階の一部にはマジックラックも設けられる環境を整える。

 環境への配慮に関して、自家消費型の太陽光発電設備を完備し、入居企業の脱炭素化に向けたサステナビリティ推進への取り組みをサポートする。なお、「CASBEE」と「ZEB」の認証を取得する見込みだ。

GLP千葉北の概要

 GLP千葉北は、S造地上3階建てで、延べ床面積は約2万4000平方メートル。所在地は千葉県千葉市花見川区三角町762で、敷地面積は約1万4000平方メートル。着工は2023年2月で、竣工は2024年2月を予定している

「GLP千葉北」の位置図 出典:日本GLPプレスリリース

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