200m2のワークスペースを備えた新築賃貸マンションが江東区で竣工、屋上テラスも完備プロジェクト(1/2 ページ)

三井不動産レジデンシャルは、東京都江東区古石場二丁目で開発を進めていた新築賃貸マンション「パークアクシス門前仲町テラス」が2022年7月29日に竣工したことを公表した。パークアクシス門前仲町テラスでは、さまざまな働き方に対応する延べ約200平方メートルの共用部「Mixed Lounge」を備えている。

» 2022年09月05日 07時00分 公開
[遠藤和宏BUILT]

 三井不動産レジデンシャルは、東京都江東区古石場二丁目で開発を進めていた新築賃貸マンション「パークアクシス門前仲町テラス」が2022年7月29日に竣工したことを同日に発表した。同年8月23日にはパークアクシス門前仲町テラスの内覧会を開いた。

 会場では、三井不動産レジデンシャル 賃貸住宅事業部 事業グループ室長 神谷正樹氏があいさつした後、内覧会で1階の共用部「Mixed Lounge(ミックスド ラウンジ)」や専有部である4階のモデルルーム「402」「406」「428」、6階の屋上テラスが披露された。

4つのワークスペース備えた「Mixed Lounge」

三井不動産レジデンシャル 賃貸住宅事業部 事業グループ室長 神谷正樹氏

 三井不動産レジデンシャルの神谷氏は、「国内では、新型コロナウイルス感染症の拡大で、働き方やワークスペースが変化している。こういった状況を踏まえるとともに、パークアクシスシリーズがターゲットとしている20〜30代の一般消費者を意識し、当社はパークアクシス門前仲町テラスを開発した」と話す。

 続けて、「パークアクシス門前仲町テラスでは、空間コンセプトとして“Mixed PLACE”を掲げ、建物の1階に多様な働き方に対応するMixed Loungeを備えている。Mixed Loungeは、リラックスゾーン、コンセントレーションゾーン、アクティブゾーン、リフレッシュゾーンといった4つのエリアで構成される」と補足した。

「Mixed Lounge」

 リラックスゾーンは、大開口の窓に近く外部の植栽を感じやすく、広がりがあるカフェのようなオープン空間で、コンセントレーションゾーンは、12室の個室ブース(うち6ブースはモニター付き)を設け、集中して業務を行えるスペースとなっている。

「Mixed Lounge」のリラックスゾーン
「Mixed Lounge」のコンセントレーションゾーン

 アクティブゾーンは、運動不足を解消したい時に役立つエリアで、エアロバイクやオンラインフィットネスのサービスを無料で使え、リフレッシュゾーンは、疲れた頭を休めるのに適した場で、冷凍パンを扱う自動販売機を配置している。

「Mixed Lounge」のアクティブゾーン
「Mixed Lounge」のリフレッシュゾーン

 Mixed Lounge内には、無料で多数の本や雑誌を読めるブックセレクトサービスやコーヒーサーバ、テレフォンブースを設置しているだけでなく、無人コンビニと自動販売機を用意している。さらに、供用スペースで無料Wi-Fiも構築しているため、インターネットも楽しめる。

「Mixed Lounge」のブックセレクトサービス
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