工事現場では、工事内容や期間などに応じて、さまざまなタイプの発電機が導入されている。従来は、発電能力で選ばれていた感がある発電機だが、昨今は環境に配慮したタイプにも注目が集まっている。工事現場周辺への影響を抑えるため“静音”や“低振動”をアピールする発電機は現在でも多いが、最近は加えて、燃料電池タイプの製品も登場している。
デンヨーは、「第4回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)」(会期:2022年5月25〜27日、幕張メッセ)で、燃料電池式の発電装置の参考展示を行った。
デンヨーの燃料電池式可搬形発電装置「H2」は、単相3線式100/200ボルト、7.0kVAの発電能力を備える。CO2の排出が全くない燃料電池式の発電装置として、工事現場はもとより、避難所や病院・福祉施設などの緊急用電源としても採用が期待されているという。
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