大和ハウス工業は、2023年1月の竣工に向け、茨城県結城市の結城第一工業団地内で、マルチテナント型物流施設「DPL茨城結城」の開発を進めている。
大和ハウス工業は、茨城県結城市の結城第一工業団地内で、マルチテナント型物流施設「DPL茨城結城」が2022年3月23日に着工したことを同日に発表した。
開発地は、南北に走る新4号国道(新4号バイパス)と東西に走る国道50号の幹線道路が近接している他、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「境古河インターチェンジ(IC)」から約17キロの場所にあり、東北自動車道「佐野藤岡IC」から約23キロのエリアに位置し、北関東自動車道「桜川筑西インターチェンジ」から約22キロと、首都圏をはじめ東北エリアへの配送拠点としても交通利便性に優れる。また、JR「結城」駅から約3キロの地域にあり、徒歩での通勤もしやすい。
DPL茨城結城は、S造地上2階建てで、最大3社のテナント企業が入居可能なマルチテナント型物流施設。マルチテナント型物流施設は、テナント企業が建設費や維持管理費を抑えて物流事業を展開でき、BTS型物流施設と比べて事業開始までの期間を短縮し、多様化する物流ニーズに対応する。
建物は、結城第一工業団地だけでなく、近接する栃木県南部における工業団地内の製造会社や小売業者、東北方面への配送を手掛ける運送会社などの入居を想定している。
DPL茨城結城は、S造地上2階建てで、延べ床面積は1万3538.36平方メートル。所在地は茨城県結城市新矢畑1‐24で、敷地面積は1万1941.95平方メートル。建築面積は7095.37平方メートルで、賃貸面積は1万3412.09平方メートル。設計・施工は村本建設が担当し、着工は2022年3月23日で、竣工は2023年1月、入居開始は2023年2月、総投資額は約25億円。
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