トライアローのショベルカー操作シミュレーションアプリ「重機でGo」が、10万ダウンロードに到達した。操作訓練や安全教育に加えて、一般向けの建設現場での見学会やイベントに活用されている。
トライアローは2022年5月24日、同社のショベルカー操作シミュレーションアプリ「重機でGo」が10万ダウンロードに達したと発表した。
同社は、2019年に同アプリをリリースしており、iOS版、Android版、VR版(Oculus Quest2およびOculus Quest向け)の3バージョンを提供している。
同アプリは、操作訓練や安全教育に加えて、一般向けの建設現場での見学会やイベントに活用されている。
ユーザー企業に合わせたオーダーメイドにも対応可能。実際の環境に即した建物や機材、地形をフィールド上に再現することで、現場での操作感を前もって確認できるほか、専門的な施工を担う特殊な重機の操作訓練も可能となっている。
また、作業者同士の連携を要する状況をシミュレーションすることで、作業者の連携強化やコミュニケーションの向上にも寄与する。
レバーパターンはJISパターン、日立およびコマツパターン、三菱パターン、神鋼パターンの4種に対応した。
スマートフォン版は、操作訓練2種を備えた無料の「重機でGo-ショベルカーLITE−」と、操作訓練7種および事故回避トレーニング9種を備えた有料版の「重機でGo-ショベルカーPLUS−」の2種を提供している。有料版はiOSバージョンが120円、Androidバージョンが100円となっている。
また、VR版は、操作訓練2種を備えた無料の「重機でGo VR」と、操作訓練7種、事故事例体験9種および危険予知訓練3種を備えた有料版の「重機でGo VR+」の2種を提供している。有料版はOculus Quest2向け、Oculus Quest向けともに190円となっている。
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