三井不動産レジデンシャルは、東京都墨田区で開発を進めていた賃貸マンション「パークアクシス錦糸町スタイルズ」が完成したことを公表した。パークアクシス錦糸町スタイルズは、シェアキッチンや家具のサブスクリプションサービス付きで、調理器具や家電製品を持たない入居者でも生活しやすい環境を構築している。
三井不動産レジデンシャルは、東京都墨田区で開発を進めていた賃貸マンション「パークアクシス錦糸町スタイルズ」が2022年3月25日に竣工したことを同日に発表した。同年4月中旬の入居に先立ち、パークアクシス錦糸町スタイルズのプレス内覧会を開いた。
会場では、三井不動産レジデンシャル 賃貸住宅事業部 事業グループ室長 神谷正樹氏があいさつした後、内覧会で1階の共用部や専有部である5階の505号室、6階の605号室と611号室が紹介された。
三井不動産レジデンシャルの神谷氏は、「パークアクシス錦糸町スタイルズは、JR総武線“錦糸町”駅や都営新宿線/東京メトロ半蔵門線“住吉”駅から徒歩10分の場所に位置する総戸数96戸の賃貸マンションだ。コンセプトは“クラウドスタイル”で、入居者が必要な時に必要なものを使えることを意識して開発した」と話す。
続けて、「専有部内には、利用頻度が高いトイレやユニットバス(一部はシャワーブースのみ)といった最低限度の設備を配置し、1階の共用部“COMMONS”にシェアキッチン、ランドリー(洗濯機・乾燥機)などを完備することで、入居者が必要な時に必要なものを使える環境を構築した。各専有部の面積は15〜18平方メートルとなっているが、キッチンや洗濯機を共用部に集約しているため、コンパクトながら快適な空間だ。専有部の水光熱費は定額で、入退去時で生じる契約の手間を解消し、建物の電力にはグリーン電力を活用している」とあいさつした。
1階の共用部であるCOMMONSは、シェアキッチン、ランドリー、パーソナルブース、パーソナルボックスで構成され、座席、机、ドリンクバーも備えている。シェアキッチンは、6〜21時まで使え、自炊に有効で、調理器具の貸し出しも行っている。
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