サンケイビルが天神エリアでオフィスビルの開発に着手、屋上テラスにはWi-Fiを完備プロジェクト

サンケイビルは、福岡県福岡市中央区渡辺通で開発を進めているオフィスビル「(仮称)S-GATE FIT 天神南」が2023年6月に竣工することを発表した。S-GATE FIT 天神南は、オフィス変革期の幅広い要望に応えるオフィスブランド「S-GATE FIT」シリーズとして開発予定で、同シリーズの九州エリア展開は初めてとなる。

» 2022年03月31日 13時00分 公開
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 サンケイビルは、福岡県福岡市中央区渡辺通りで計画を進めているオフィスビル「(仮称)S-GATE FIT 天神南」の開発に着手したことを2022年3月11日に発表した。

1フロアの面積は最大約330m2

「(仮称)S-GATE FIT 天神南」の完成イメージ 出典:サンケイビルプレスリリース

 開発地は、福岡市地下鉄七隈線「天神南」駅から徒歩1分に位置し、主要幹線道路である「渡辺通り」と「国体道路」の交差点に至近する他、福岡市地下鉄七隈線が2022年度に「博多」駅まで延伸する予定であり、アクセスの向上が期待されている。

 S-GATE FIT 天神南は、地上14階建てで、基準階の面積は約250平方メートル。さらに、S-GATE シリーズの「Human centric な心配りと快適性」を継承し、デザインやスペック、サービスの水準を統一化する。

 加えて、働き方の多用化や感染症対策など、オフィス変革期の幅広い要望に応えながら、執務室には木調のブラインドを標準搭載し、自然素材のぬくもりを感じられる空間にするとともに、入居者専用の屋上テラスを設ける。

 具体的には、1フロアの面積は最大約330.579平方メートルとし、1フロア1テナントの利用を想定しており、エントランス内装と執務室のブラインドに木調を取り入れた“ナチュラルなデザイン”を採用する。

 エントランスには、ニュースや天気予報などの情報を配信する「デジタルサイネージ」を配置し、入居者専用の屋上テラスにはWi-Fiを完備し多様化する働き方に応える。また、感染症対策として、貸室内の空気を1時間に2回入れ替える(1人当たり毎時30立方メートル)機械換気システムを導入し、2方向の壁に自然換気用窓を取り付け、エレベーター操作の非接触化を実現する。

S-GATE FIT 天神南の概要

 S-GATE FIT 天神南は、S造地上14階建てで、延べ床面積は約4813平方メートル。所在地は福岡県福岡市渡辺通五丁目24号1番2他(地番)で、敷地面積は約893平方メートル。基準階の面積は2〜7階が約250平方メートルで、8〜14階は約270平方メートル。建物用途は事務所と店舗。

 アクセスは、福岡市地下鉄七隈線「天神南」駅から徒歩1分で、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅から徒歩2分、福岡市地下鉄空港線「天神」駅から徒歩7分。設計・施工は東急建設が担当し、竣工は2023年6月を予定している。

「(仮称)S-GATE FIT 天神南」の位置図 出典:サンケイビルプレスリリース

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