オリックス不動産は、茨城県常総市で計画を進めていたマルチテナント型物流施設「守谷IIロジスティクスセンター」の開発に着手した。
オリックス不動産は、茨城県常総市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「守谷IIロジスティクスセンター」がを着工したことを2022年2月1日に発表した。
開発地は、常磐自動車道「谷和原(やわら)インターチェンジ」から約4.2キロの場所にあり、国道16号線と圏央道へのアクセスに恵まれ、首都圏全域への配送にも対応する。さらに、内守谷工業団地内に立地し、周辺にはメーカーの工場や保管倉庫兼配送センターも多く物流ニーズの高いエリア。
守谷IIロジスティクスセンターは、地上3階建てのマルチテナント仕様で、最大2テナントが入居できる。1階には28台の大型トラックが同時接車可能なバースを備えており、スムーズな入出庫を実現する。建物は床荷重が1平方メートル当たり1.5トンで、梁(はり)下有効高は5.5メートル以上。敷地内には、各テナントの従業員が利用する普通自動車の駐車場を83台と8台分の大型トラック待機場を確保する。
また、屋上には自家消費型の太陽光発電設備を実装する他、電気自動車用の充電スタンドを設置し、全館にLED照明を設け、環境にも配慮した物流施設に仕上げる。加えて、非常用発電機完備をBCP対策として取り付ける。
守谷IIロジスティクスセンターは、S造地上3階建てで、延べ床面積は2万3735.95平方メートル。所在地は茨城県常総市内守谷町3950番地3で、敷地面積は1万4236.09平方メートル。アクセスはつくばエクスプレス「守谷」駅から約8キロ。設計・施工は錢高組が担当し、着工は2022年2月1日で、竣工は2023年1月末を予定している。
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