大和ハウス工業は、埼玉県さいたま市緑区で竣工した大型マルチテナント型物流施設「DPL浦和美園」が2021年11月1日に稼働したことを公表した。なお、DPL浦和美園の全区画が賃貸借契約済みだ。
大和ハウス工業は、埼玉県さいたま市緑区で開発を進めていた大型マルチテナント型物流施設「DPL浦和美園」が2021年10月29日に竣工したことを発表した。
開発地は、スポーツ施設「埼玉スタジアム2002」の向かいに立地し、東北自動車道「浦和インターチェンジ(IC)」から約3キロの場所にあり、東北自動車道や東京外環自動車道、首都高速道路川口線を接続する「川口ジャンクション(JCT)」からも約6キロと近く、都心だけではなく、東日本全域にアクセスできる。
DPL浦和美園では、カフェテリアや24時間営業の無人コンビニエンスストア、休憩スペースを配置した他、BCP対策として免震システムや非常用自家発電機を設けた。加えて、物流施設の運営効率を高められるトラックの入場予約システムと、施設内の作業効率を上げられるオンラインチェックシステムを有料サービスとして導入した。
DPL浦和美園は、免震構造のPCa・PC造地上5階建てで、延べ床面積は9万1726.17平方メートル。所在地は埼玉県さいたま市緑区美園1丁目14番で、敷地面積は3万7170.04平方メートル。建築面積は1万8941.02平方メートルで、賃貸面積は6万7402.83平方メートル。設計・施工は、福田組が担当し、着工は2020年3月1日で、竣工は2021年10月29日。
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