三菱地所レジデンスは、東急とともに、東京都渋谷区神山町で、2023年11月中旬の竣工に向け、新築分譲マンション「ザ・パークハウス グラン 神山町」の開発を進めている。
三菱地所レジデンスは、フラグシップマンションシリーズ「ザ・パークハウス グラン」の新規物件として、東京都渋谷区神山町で東急とともに開発を進めるマンション「ザ・パークハウス グラン 神山町」のモデルルームを東京都港区の三菱地所レジデンス 赤坂レジデンスギャラリーで、2021年9月25日にオープンする。
開業に先立ち、三菱地所レジデンス 赤坂レジデンスギャラリーで記者発表会と内覧会を開いた。会場では、三菱地所レジデンス 第二販売部 販売所長 渡邊聡氏と第一計画部 計画第四グループ 永井秀征氏がザ・パークハウス グラン 神山町の概要やモデルルームを紹介した。
ザ・パークハウス 神山町は、RC造地下1階/地上4階建てで、東京都渋谷区神山町の第一種低層住居専用地域に立地する。ザ・パークハウス グランシリーズで、渋谷区の進出と第一種低層住居専用地域での開発はいずれも初となる。三菱地所レジデンスの永井氏は、「これまで当社はザ・パークハウス グランシリーズで、東京都の港区や千代田区で華やかなタイルや石材を用いた高級感のあるマンションを開発してきた。しかし、ザ・パークハウス グラン 神山町では、代々木公園からつながる緑や高層マンションが無いといった計画地の地域性を考慮し、落ち着きがあり周辺の住宅と調和する外観にすることを決定した」と話す。
神山町エリアで最適なザ・パークハウス 神山町の外観と内観を構築するために、三菱地所レジデンスは、東京都中央区にある商業施設「GINZA SIX」のインテリアデザインを手掛け、東京都渋谷区の富ヶ谷地区への見識が深く、森や木と親和性があり安らげるデザインを得意とするデザインスタジオ「キュリオシティ」を率いるフランス人デザイナーのグエナエル・ニコラ氏をデザイン監修に起用した。
ニコラ氏は、「別荘 in 渋谷」をコンセプトに、渋谷区にありながら、別荘のようなホスピタリティを感じられる外観と内観のデザインを作り上げた。外観は、木彫のルーバーを建物の前面に配置することで、全体像を見えにくくして圧迫感を緩和するとともに、使用されているコンクリートの存在感を無くして、温かみを体感できるようにする。夜間は、ルーバーやエントランスが建物に取り付けられた照明でライトアップされる。
内観では、エレベーターホールや共用廊下に木目調シートと折り曲げ天井を設けることで、エレベーターや専有部前の場でもプライベート空間を感じられるようにする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.