全研本社は、生活する地域の工務店を利用し10年以内に家を建てた地方在住の101人を対象に、「工務店を選んだ決め手」に関する調査を行った。リサーチの結果によれば、工務店を選んだ理由としては、対象者の62.0%が「設計の自由度が高い」を挙げた。
全研本社は、生活する地域の工務店を利用し10年以内に家を建てた地方在住の101人を対象に、「工務店を選んだ決め手」に関する調査を2021年6月24〜26日に行い、リサーチの結果を2021年7月12日に発表した。
調査結果によれば、「あなたは注文住宅を依頼するとき、ハウスメーカーも候補の1つに入っていたか」と対象者に質問したところ、「はい」と答えた人は全体の70.3%で過半数となり、「いいえ」は25.7%で、「覚えていない」は4%となった。
「はい」と答えた対象者に、「ハウスメーカーではなく工務店を選んだ理由・魅力を教えてほしい」と複数回答可能の条件で聞いたところ、「設計の自由度が高い」と返答した人は全体の62.0%で最多となった。次に、「アフターフォローの手厚さ」は38.0%、「担当者が丁寧な対応をしてくれる」は36.6%。
工務店を選んだ理由について、自由回答として、対象者からは、「都度話し合いながら実物を見ながら相談もできる(41歳)」「地域に根差した経験と信頼(50歳)」「好きな建材を使用できること(43歳)」「時間をかけて話し合ってつくることができる(57歳)」「本格的なお茶室をつくることができた(53歳)」「丁寧なアフターサービス(64歳)」「輸入品を使いたかったから(51歳)」といった意見も寄せられた。
「どのような情報が工務店を選ぶ上で参考になったか」と複数回答可能の条件で、対象者に尋ねたところ、「注文住宅の建築事例」と答えた人は57.1%で最も多かった。続いて、「工務店の家づくりにおけるスタンス」は47.3%で、「評判や口コミ」は35.2%となった。
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