SBテクノロジーは、建設作業所向けID統合管理サービス「Con-Bridge」の外部連携を拡充し、オートデスク提供の「AEC Collection」との連携を2021年11月から開始予定。SSO対応によりセキュリティリスクを低減し、デバイスID利用でセキュアな作業所データ利用を実現する。
SBテクノロジーは、建設作業所向けID統合管理サービス「Con-Bridge(コンブリッジ)」とオートデスクの「AEC Collection(Autodesk Architecture, Engineering & Construction Collection)」との連携を発表した。2021年11月から開始予定だ。
Con-Bridgeは、SBT独自の認証基盤を活用したID統合管理を軸にして、建設作業に特化した機能を実装したシステムである。クラウドでのファイル共有も可能だ。マイクロソフトの認証基盤「Azure AD」との連携も可能である。
一方、AEC Collectionは、オートデスクのクラウドベースのBIMおよびCADツールであり、CADやBIMなど設計ツールの他、解析や自動形状デザイン(ジェネレーティブ デザイン)、ビジュアライゼーションといった建築設計・施工で役立つツールを一通り提供する。また利用者のIDおよびパスワードを管理できるSSO(シングルサインオン)が可能なPremiumプランを備える。
Con-BridgeとAEC CollectionがSSO連携することにより、設計から作業者における施工までのセキュリティリスクを低減するとしている。またデバイスIDを利用することで、建設ワークフロー全体のセキュアな作業所データ利用も実現するという。
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