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» 2021年08月18日 15時45分 公開

次亜塩素酸で脱臭・抗菌、「ジアイーノ」家庭用に新生活様式に応えるラインアップ追加BAS(1/3 ページ)

パナソニックは、部屋に漂うニオイを素早く脱臭し、布製品への染みつきも抑制する次亜塩素酸を用いた空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を発売する。新機種は、コロナ禍での生活様式の変化に伴い、在宅時間やペットの室内飼育が増えたことで、部屋のニオイを気にする人の増加を考慮した製品設計で、除菌・脱臭・加湿が1台でできる機能をウリに、ペットや子供のいる家庭などへ訴求していく。

[石原忍,BUILT]

 パナソニックは、次亜塩素酸を用いた空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の新製品として、2021年9月21日から販売開始する2機種を発表した。発売に先立ち8月17日には、新モデルの特長を解説するWebセミナーを開催した。

 新たにラインアップに追加したのは、18畳(30平方メートル)までをカバーする「F-MV4300」と、12畳(20平方メートル)用「F-MV2300」の家庭用2機種。コロナ禍で在宅時間が増えるなか、キッチンから漂うニオイを気にする人が多いことを受けて、新型のジアイーノは、料理や生ごみといった生活臭への脱臭効果を検証によって確認。新開発の風路切り替え機構も搭載し、除菌や脱臭をしながら季節に応じて加湿量が選べるようになり、新しい生活様式の幅広いニーズに応えるスペックとなっている。

次亜塩素酸で空気を洗う「ジアイーノ」

家庭用「ジアイーノ」のハイエンドモデル「F-MV4300」 提供:パナソニック

 Webセミナーの前半では、パナソニック エコシステムズ IAQビジネスユニット 日本事業総括担当 木村敏明氏がジアイーノ誕生から今日に至る歴史を紹介。ジアイーノの出発点は、三洋電機時代の1987年に、塩水の電気分解で生成される“次亜塩素酸”の高い除菌力に着目し、カップ自販機用の電解除菌装置を開発したのがはじまり。その後、次亜塩素酸生成技術は、プールの水や映画館などの空気除菌、洗剤を使わないモードを搭載した洗濯機などに応用してきた。

 2013年には、長年にわたり蓄積してきたパナソニック独自のIAQ(Indoor Air Quality:室内空気質)テクノロジーを融合させ、業務用の空間除菌脱臭機として次亜塩素酸の「zia」と革新の「innovation」を意味するジアイーノを発売。本体に取り込んだ空気を次亜塩素酸水溶液で除菌し、本体から送り出される空気に含まれる次亜塩素酸成分が付着した菌や臭いを抑制する揮発・拡散技術も備えた。現在までの8年の間に中国、香港でも販売網を拡げ、2021年8月には出荷累計10万台に達するまで市場に広く受け入れられている。

「ジアイーノ」のこれまでの歩み 提供:パナソニック

 その後、2017年に塩タブレットを自動投入する機能を備えた家庭用、2020年には日々の給水作業を省いた水道直結型を発売するなど、年々高まる除菌・脱臭へのニーズに応えるべく、9畳の小空間から56畳の大空間まで業務用・家庭用ともにラインアップの拡充に努めてきた。家庭用に関しては、累計の販売台数が20万台を突破し、2020年度の販売実績で前年比2倍以上とファミリー層向けの導入が急増している。

幅広い用途に応える「ジアイーノ」の業務用と家庭用のラインアップ 提供:パナソニック
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