ニュース
» 2021年03月29日 13時00分 公開

赤坂ツインタワー跡地の再開発が始動、インバウンド需要に応える43階建て複合施設プロジェクト(1/2 ページ)

森トラストとNTT都市開発が、赤坂ツインタワー跡地で計画を進める赤坂二丁目プロジェクトが本格始動した。森トラストでは、ニューノーマルのその先を見据えた再開発と位置付け、新たに建設する複合ビルでは、赤坂周辺の地域資源「江戸型山車」の修復・常設展示の他、訪日観光客の要望を満たすジャパンブランド発信施設の整備、国際級ホテルの誘致などを行い、赤坂エリアの国際競争力を高める方針を打ち出している。

[BUILT]

 森トラストとNTT都市開発は、赤坂ツインタワー跡地を中心とした約5000坪の敷地で計画している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の安全祈願祭を2021年3月16日に執り行い、本格着工した。先立つこと2021年2月12日には、民間都市再生事業計画として、国土交通大臣による認定を受けている。

設計・施工は大成建設で、開業は2024年8月

「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の建物外観イメージ 出典:森トラスト、NTT都市開発

 赤坂二丁目は、東京の国際ビジネス拠点へと進化を遂げる虎ノ門・赤坂エリアの中でも交通利便性の高い「溜池山王」駅に近く、訪日外国人が多く訪れるエリア。また、多彩な文化・商業施設が集積し、赤坂氷川神社や大名屋敷跡など、江戸文化を今に伝える名所が点在し、個性豊かな街並みを形成している。

「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の計画地周辺地図 出典:森トラスト
施設概要 出典:森トラスト

 赤坂二丁目プロジェクトは、赤坂エリアの特性を生かし、国際水準の滞在機能や訪日外国人向け歴史・文化発信施設(延べ約2000平方メートル)などの整備により、国際競争力強化を推進すると同時に、観光先進国を目指す日本の成長戦略の実現にも貢献する計画を掲げている。

 周辺環境の整備では、溜池山王駅から西側の高台までの地下歩行者通路など歩行者ネットワークの強化をはじめ、地形を生かした緑豊かなオープンスペース(延べ約5000平方メートル)の創出、周辺道路の電線類を約1.3キロにわたって地中化することなどが予定されている。

 新設するビルは、地下3階・地上43階建て(最高高さ約210メートル)、総延べ床面積約22万平方メートルの複合施設となる見通し。設計・施工は大成建設で、工期は2024年8月に竣工・開業する一期工事と2025年10月に完成する二期工事に分かれている。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.