調査リポート
» 2021年03月03日 09時00分 公開

建設業への再就職について調査、建設業を離職したことがある人は全体の43.5%調査レポート(1/2 ページ)

JAGフィールドは、建設業界で3年以上働いている1033人を対象に、建設業界に期待することについてリサーチした。結果、建設業を離職したことがある人は全体の43.5%に及び、建設業界から一度離れたことがある人は20代が一番多いことが判明した。

[BUILT]

 JAGフィールドは、建設業で3年以上働いている1033人を対象に、建設業への再就職についてインターネット調査を2020年8月5日〜2020年8月6日に行い、同年9月2日に結果を発表した。

建設業に戻る際、重視するのは待遇の良さ

 調査結果によれば、「建設業界から一度離れことはあるか」と、対象者に質問したところ、「いいえ」と答えた人は全体の56.5%で最多となり、「はい」と回答した人は全体の43.5%となった。

「建設業界から一度離れことはあるか」の質問への回答 出典:JAGフィールド

 年齢別の内訳では、20代の72.7%が「はい」と答え、27.3%は「いいえ」と回答した。30代では、全体の50.6%が「いいえ」と回答し、49.4%が「はい」と答えた。40代では、全体の59.5%が「いいえ」と答え、40.5%が「はい」と回答した。50代では、全体の61%が「いいえ」と回答し、39%が「はい」と答えた。年代別の内訳を見ると、建設業界から一度離れたことがある人は20代が一番多いことが判明した。

 建設業界に戻ってきた理由を対象者に聞くと、「自分の実力が発揮できる(30代/男性/愛知県)」「経験を生かしたかった(50代/男性/熊本県)」「資格などが評価されて、また必要とされたから(50代/男性/兵庫県)」「希望の職種で募集していたから(50代/女性/愛知県)」といった声が寄せられた。

 「建設業界を一度離れた理由は何か」という質問で、最も多かったのは全体の29.6%が答えた「他の業界も経験してみたかったため」だった。次いで、「自分がやりたい分野に携われなかったため」が20.6%、「待遇が悪かったため」が15.6%、「研修制度が整っていなかったため」が11.9%、「重労働が辛かったため」が11.6%、「その他」が8.6%、「大きなプロジェクトに携われなかったから」が2.1%と続いた。

「建設業界を一度離れた理由は何か」の質問への回答 出典:JAGフィールド

 年代別で多かった回答は、20代は全体の29.2%を占めた「自分がやりたい分野に携われなかったため」で、30代では全体の31%となった「他の業界も経験してみたかったため」。40代では、全体の29.8%となった「他の業界も経験してみたかったため」で、50代では、全体の32.9%だった「他の業界も経験してみたかったため」となった。

 「建設業界に戻ってきて良かったと感じることは何か」と、複数回答可能の条件で対象者に質問したところ、「経験や知識を生かせた」と答えた人が全体の41.5%で最多。次に、「待遇が良くなった」が29.4%で、「違う業界で働くよりもやりがいを感じられたが15.9%、「キャリアビジョンが描きやすい」が14.2%、「安定している」が13.7%、「建設業界の需要が高まっていた」が11.9%、「その他」が7.6%となった。

「建設業界に戻ってきて良かったと感じることは何か」と「建設業に戻ってくる際に重視したことは何か」の質問への回答 出典:JAGフィールド

 また、「建設業に戻ってくる際に重視したことは何か」と対象者に質問したところ、「待遇の良さ」と答えた人が73.9%が最も多かった。次いで、「自分がやりたいこととマッチしているか」が66.8%で、「働きながら新たな知識や技術を学ぶことができる」が60.7%、「最先端技術を学ぶことができるか」が43.8%、「ジョブローテーションができるか」が28.4%、「大きな案件に携われるかどうか」が18.7%、「その他」が7.6%と続いた。

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