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» 2020年10月28日 07時00分 公開

パナソニック 建築システムBUが非住宅市場に本格参入、第1弾は0.7キロの不燃天井材パナソニックが考える「2020以降の街づくり」(1/2 ページ)

パナソニックは、0.7キロの重さで、ネジ2本により鋼製下地に固着できる不燃軽量天井材「エアリライト」を開発した。

[遠藤和宏,BUILT]

 パナソニックは2020年12月1日、不燃軽量天井材「エアリライト」の販売を開始する。発売に先立ち、同年10月22日に記者発表会を開いた。

 会場では、パナソニック ハウジングシステム事業部 建築システムビジネスユニット ビジネスユニット長 辰巳丈治氏と同事業部 同ユニット 商品戦略企画部 非住宅商品企画課 大野宗一郎氏がエアリライトの概要や特徴について紹介した。

ブレースの設置が不要

パナソニック ハウジングシステム事業部 建築システムビジネスユニット ビジネスユニット長 辰巳丈治氏

 辰巳氏は、「パナソニック ハウジングシステム事業部は住宅と非住宅の建材を扱っている。同部の建築システムビジネスユニットではこれまで、ドアや収納、階段といった住宅用の木質建材を展開してきた。しかし、住宅の新築着工件数は近年減少し、市場が縮小していることを踏まえて、非住宅市場に本格参入することを決定した。非住宅市場向け製品の第1弾として、商業施設や学校、病院を対象にしたエアリライトを発売する」とエアリライト上市の意義を語った。

 続けて、「エアリライトは、2014年4月に施行された改正建築基準法の“新築物件における天井での落下防止措置の義務付け”を意識して開発された。法改正の内容は、6メートル超えの高さで、面積が200平方メートル以上に及び、1平方メートルあたりの質量が2キロを超過する吊り天井の場合、接合金物のネジ止めによる緊結や吊りボルトと強化したブレースを密に配置することなどが求められるというもの。一般鋼製下地と合わせて、1平方メートルあたりの重さが2キロ以下となるエアリライトは、ブレースの設置などが不要なため、設計と施工の負担を減らせ、高齢化と人手不足が深刻化している建設業で役立つと考えている」と説明した。

改正建築基準法の「新築物件における天井での落下防止措置の義務付け」の概要
不燃軽量天井材「エアリライト」
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