福井コンピュータホールディングスは、3D点群処理システム「TREND-POINT(トレンドポイント)」の最新版を2020年9月24日に発売する。i-Construction関連の2020年度基準に対応。
福井コンピュータホールディングスは、3D点群処理システム「TREND-POINT(トレンドポイント)」の最新版を2020年9月24日に発売する。i-Construction関連の2020年度基準に対応。
TREND-POINTとは、点群データの加工や断面作成、メッシュ土量計算を行える3D点群処理システムだ。今回発売する最新版では、i-Construction(ICTの活用で建設生産システム全体の生産性向上を図るもの)関連の2020年度の基準への対応、測量業向けにUAVレーザ精度管理成果アシストや地表面フィルタリングなど点群処理機能の強化、設計業向けに点群・三角網を活用した3次元計測関連の機能強化、その他、操作性やパフォーマンス向上など基本機能の強化を行った。これにより、公共事業の各フェーズにおける業務効率化や高精度化、作業者の労働環境改善の貢献を目指す。販売価格は100万円から(税抜き)。
国土交通省が推進するi-Constructionにおいて、ICT土工の出来形(できがた)評価が見直されたことにより、2020年度から路面切削工や吹付法枠工といった新たな工種が追加された。また、測量および設計段階における3次元計測の普及に伴い、公共測量マニュアルや作業規程なども順次改訂され、UAVレーザ測量などの新技術を採用する動きが高まっていることなどを受け、今回の開発に至ったという。
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