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» 2020年08月24日 07時00分 公開

熱中症を防ぐ冷却休憩所「冷える〜む2」、循環式クーラーで外気の影響を低減製品動向

現在、全国各地で気温が30度を超える日が続いており、建設現場では熱中症対策が欠かせなくなっている。熱中症を予防する製品として、アクティオは、循環型1.5馬力移動式クーラーと簡易組み立て可能な冷却テントを組み合わせた休憩所「冷える〜む2」を開発した。

[BUILT]

 アクティオは、循環型1.5馬力移動式クーラーと簡易組み立て可能な冷却テントを組み合わせた休憩所「冷える〜む2」のレンタルを2020年6月中旬に開始した。

クーラーの性能は1.5馬力

 気象庁が公表しているアメダス(自動気象データ収集システム)のデータによれば、2020年8月1日から20日まで、全国のさまざまなエリアで30度以上の気温を観測しており、各地で真夏日が続いている。酷暑が継続するなか、建設現場では熱中症対策が急務となっている。

循環型1.5馬力移動式クーラーと冷却テントを組み合わせた休憩所「冷える〜む2」 出典:アクティオ

 作業員の熱中症予防に役立つのが冷えルーム2。冷えルーム2は、従来製品の冷えルームとは異なり、クーラーとテントにキャスターが付いているため、1人で持ち運べ、組み立てに工具も不要で、設置に手間がかからない。クーラーは100ボルト電源で動き大掛かりな電気工事も必要としない。

 また、従来品はクーラーの性能が1馬力だったが、冷えルーム2では1.5馬力に改良し、休憩所内を素早く冷却できる。

 さらに、既存のスポットクーラーは外気の温度より5度低い空気を排出するため、屋外の温度が上がり過ぎると冷却効果が薄れたが、今回のクーラーは循環式を採用しており、休憩所内の空気を循環させるほど一層冷たい空気を送れる。室内の空気を循環させるため、湿度を下げて体感温度も保てる。

 アクティオが行った屋外実験の結果では、吊(つ)りテントを併用することで、冷えルーム2の冷却効果を高められることが判明している。実際に、冷えルーム2のテントを吊りテント内に配置することで、両テントの間に8センチの空気層が生まれ、効率的にテントの内部を冷やすことが明らかになった。

「冷える〜む2」用吊りテント 出典:アクティオ
冷えルーム2と吊りテント併用時の効果を検証した屋外実験の結果 出典:アクティオ

 冷えルーム2の簡易テントは、「冷却テント 2×2×3メートル」と「冷却テント 3×3×3メートル」の2種類をラインアップしている。冷却テント 2×2×3メートルのサイズは、2009(幅)×3024(高さ)×2009(奥行き)ミリで、重さが42.6キロ。冷却テント 3×3×3メートルのサイズは、3006(幅)×3308(高さ)×3006(奥行き)ミリで、重さが46.4キロ。

 冷えルーム2の移動式クーラーは、冷房能力が3.24キロワットで、風量が1分あたり5.96立方メートル。運転範囲が25〜41度で、水槽容量が8リットル。サイズは573(幅)×1067(高さ)×540(奥行き)ミリで、重さが80キロ。

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